データ通信速度が遅くなったりすることなくインターネットを快適に利用するためには、Wi-Fiルーターが重要です。
ここではワンルームで一人暮らししている人向けに、Wi-Fiルーターがどんなものなのか?どれを選べばいいのか?について紹介していきます。
もちろんワンルーム以外に住んでる人にも役立つと思いますので参考にしてもらえたら幸いです。
ワンルーム向けWi-Fiルーターの選び方
Wi-Fiルーターってどんなもの?
はじめに、Wi-Fiルーターについて簡単に説明しておきます。
まずインターネットを利用する際には電波を受信する必要があります。そのためにはインターネットに接続したい際にどこかしらの通信網に属している場所でないと受信できません。
そこで、家の中など限られた範囲内で形成されたデータ通信網(別名LAN)を、ケーブルを繋ぐことなく赤外線や無線で繋ぐことができるのが「無線LAN」です。
その中で無線LANルーターの共通規格(世界的標準)となったものが「Wi-Fiルーター」です。
Wi-Fi(無線LAN)がなければLANケーブルを通してインターネットに接続する必要がありますが、そのLANケーブルにWi-Fiルーター(無線ルーター)という第2の機器をつなげると無線での利用が可能となります。(Wi-Fi接続状態になる)
利用できる範囲の狭さなど、LANケーブルをつなぐ必要があるかないかでは、インターネットの快適さに大きな差が出ます。
しかし、ネットを見てもルーターなんて種類がたくさんあって、どれが自分の望みにあったものかすぐにはわかりませんよね。
そこで今回は、ワンルームの方にオススメする種類をご紹介します。
ワンルーム向けWi-Fiルーターを選ぶときのポイント
ルーターを選ぶ際に考慮するべきことは大きく分けて次の二つに分けられます。
- 最大通信速度
- 通信規格
1.最大通信速度
一つ目は、「最大通信速度」について。
ルーターに記載されている〇〇Mbpsという数値こそが、最大通信速度です。
ただ、この数値は「ルーターを使用する際に最適な環境が整っている場合」の数値のこと。なので実際に利用すると送受信されるデータ量は、記載された最大通信速度の4割〜7割に減ってしまうと考えた方がいいでしょう。
2.通信規格
2つ目は、「通信規格」について。
無線LANで繋ぐためには自分のもつパソコン・タブレット・スマートフォンなどと、ルーターのWi-Fi規格が適合していなければいけません。
一般に販売されている「IEEE 802.11」というルーターには周波数と通信速度の違いから次のように種類が分けられています。
周波数⇨5GHz/2.4GHz
インターネットに接続させたいお手持ちの端末が、たとえば最新の11acに対応していないとしても、ルーターを最新の11acを買ったほうが、いつか端末の買い替えをした際にすぐさま高速通信速度で利用することが可能です。
新企画である11acは、送受信できるデータ量も多く(通信速度は前回の規格11nの役12倍)、複数同時にインターネットに接続したとしても、干渉されることなく快適に利用できます。
これらのことを踏まえて、具体的にワンルーム用のおすすめモデルは次のポイントに注意して選びましょう。
通信速度⇨11acまたは11n
周波数⇨ワンルームなら大体の人は2.4GHzでよい
- サイズはインテリアに少しこだわりがあったり部屋を広く見せたいなら、コンパクトに設計されている方がいいでしょう。縦列のケーブル配置だと、部屋の角に立てて置いたり、本棚の隙間に置いたりなど、すっきりとした外観と整理がしやすくなります。
- スマートフォンやタブレットで専用アプリをダンロードすれば、ガイドにしたがって簡単に初期設定を行うことができる種類があるので、一人暮らしでWi-Fiの設定などよくわからない人はあらかじめアプリつきだと楽です。
- 脆弱性問題などの対応は自動アップデートしてくれるものだと、繋いだ後は自分ではとくに何もする必要がないです。
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光回線とWi-Fiルーター利用時のメリット
一応Wi-Fiと光回線の違いを解説しておくと、「コンセプト」ですね。
Wi-Fiはインターネット通信を無線で快適に利用するためのもの、そして光回線はインターネットを利用する人にネット情報を与えるためのもの。光回線が世界中と繋ぐのに対し、Wi-Fiは自分が使っている端末と光回線を繋ぐものです。
Wi-Fiルーターを買うってことは、何かしらインターネット固定回線を契約しているかこれから契約するはず。
固定回線には光回線やケーブルテレビ、ADSLなどいろいろな種類がありますが、これから契約するなら光回線が一番おすすめです。
この場合、契約している携帯会社(docomo,au,softbankなど)によってサービスを選ぶとスマホ代割引などがあってお得になります。
光回線をWi-Fiで利用すると、LANケーブルなどのコード線が不要になるだけでなく、同時にさまざまな端末でネットに接続しても速度が安定します。また、ネットが利用できるデバイスの幅も広がるので、より快適にインターネットに接続することができるメリットも。
光回線の場合は直接線を引くために工事をするので、ワンルームの場合はひとこと大家さんまたは管理人の方に工事をしたいと言っておいたほうがいいでしょう。また、その際に立ち会わなければいけないという手間があります。
ただ速度は速くて安定しているので、ヘビーユーザーの方やネットに快適さを重視する方は回線を繋いだ方が快適かもしれません。
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まとめ
ワンルーム暮らしの人向けに、Wi-Fiルーターの選び方をまとめました。
Wi-Fiルーターは3000円前後と比較的安い機器です。ダメなら次を買うのにそれほど抵抗はないかもしれませんが、無駄はできるだけなくしたいもの。
ワンルームにピッタリのWi-Fiルーターを見つけたいですね。