2017年3月31日の時点で、
光回線の契約者数は2933.1万件
だったようです。
今日の日経新聞(ネット版)で取り上げられていました。調査したのはMM総研ってところ。
このブログでも2016年までの契約者数についてとりあげてるので興味わいた方はぜひ読んで頂ければ。
こちらは総務省発表データを元にしてるので、より正確で1桁まで細かな数字が公開されてます。
ここ最近の光回線契約者数の増え方
ここ最近の契約者数はこんな感じで増えてます。
年度 | 契約者数 | 増減数 |
---|---|---|
2015年 | 2754.4万 | - |
2016年 | 2900.4万件 | +146万件 |
2017年3月末 | 2933.1万件 | +32.7万件 |
光回線はもう普及しきってるイメージを勝手に持ってましたが、まだまだ年間100万件以上のペースで増えてるんですね。
2016年末で1億6000万件以上の契約数があるスマホやケータイと違って、一人一台、または2台以上契約するようなものじゃないですし、世帯ごとなのでこんなペースで増えてるとは思いませんでした。
このペースだと2017年に3000万件突破は確実でしょう。
固定電話向けの回線を使うADSLやケーブルテレビからの乗り換え、実家からでてひとり暮らし始めた若者が新規に契約、などがメインでしょうけどけっこういるようです。
あと新しく開業した法人が契約する場合もありそう。
ついでに新設法人件数を調べてみると2016年度は12万7829社だったようです(東京商工リサーチ「全国新設法人動向」より)。
光コラボレーション事業者の割合とシェア
2015年2月1日からサービススタートしたNTTフレッツ光の光コラボレーション。NTTが運営・管理する光回線を借りてサービス提供するもので、現在500社以上もの事業者がいます。
有名どころだとドコモやソフトバンクが事業者に名を連ねています(auは独自回線なので別)。
で、NTTフレッツ光で契約するより安いってことでサービス開始以来急激に乗り換えが進んでますが、新規契約社数増にも貢献してるのは間違いないですね。
この光コラボレーション事業者のシェアは874.4万件。光回線全体の29.8%となっています。
この中でシェアトップはドコモ光で38.9%を占めてます。2位がソフトバンク光。キャリア強いですね。みんなが持ってるスマホのセット割引をエサに契約者を増やしまくってます。
今回のニュースではソフトバンク光のシェアは出てませんでしたが、たしか10%超えてたはず。上位2社だけで過半数を占めてますね~。強すぎ。
これについては少し前にどうなのよ?ってニュースがでてました。
ユーザー側から言わせてもらうといいでしょ別に?って思うので、総務省さんには頑張らなくていいよと言っておきたい。
ほか、光回線サービスのシェアデータがいろいろ発表されていたのでここでも紹介しておきます。
光回線サービスのシェアいろいろ
光回線の回線事業者シェア
- NTT東日本(フレッツ光東日本)
- NTT西日本(フレッツ光西日本)
- KDDI(auひかり)
- その他
光ケーブルを自社で運営・管理している回線事業者のシェア。北海道から沖縄、離島までカバーしているNTTフレッツ光東西がシェア6割ほどと圧倒的です。
KDDIは1.5割くらい。
サービス別シェア
- フレッツ光
- ドコモ光
- auひかり
- ソフトバンク光
- eo光
- コミュファ光
- UCOM光
- その他
今のところフレッツ光がトップですが、光コラボでどんどん他社へ移っているのでいつか2位以降のサービスに抜かれそうですね。
光回線プロバイダ別シェア
- OCN
- Yahoo!BB
- So-net
- BIGLOBE
- plala
- eo
- au one net
- @nifty
- その他
プロバイダに関してはシェアが高いから快適とは言い切れないので、できるだけプロバイダ変更OKなサービスを選んでダメなら変えられるようにしておきたいですね。
まとめ
MM総研発表データから2017年3月までの光回線契約者数とシェア情報を紹介しました。
ドコモの元気さが目立ちます。2017年3月時点で340万件。光コラボが始まってから2年と1ヶ月でこの件数はスゴイ。
ドコモユーザー数って同じく2017年3月時点で7488万人なので、大雑把に1世帯3契約だとしても約2500万世帯ってことになります。
これだけの世帯数がドコモ光に乗り換える可能性だってあるわけなのでまだまだ増えますね。
いちauユーザーとしては微妙に悔しい(汗)