関西エリアで人気の光回線事業者「eo光(イオ)」について、料金やエリアなどサービス内容をまとめました。
光回線「eo光(イオ)」はどんな事業者?
eo光は、関西電力グループのケイ・オプティコムが運営している光ファイバーサービスの一般家庭向けブランド。
格安SIMの「mineo(マイネオ)」でも有名な会社です。
対応エリア
対応エリアは関西電力管内と同様の近畿2府4県と福井県大飯郡おおい町、三方上中郡、美浜町、小浜市の周辺です。
一般的な光ファイバーサービスは主に電話会社が保有している回線を利用しますが、同サービスでは送配電線と一緒に敷設した光ファイバーケーブルを利用します。
そのため独自のルートのネットワーク回線を持っていることから、混雑を回避した快適なデータ通信が期待できます。
選べるコースと料金
提供されているコースは、戸建て住宅向けのホームタイプと集合住宅向けのメゾンタイプにそれぞれ1ギガコースと100Mコースの2パターン。
料金はいずれのコースも初月無料で、eo暮らしスタート割は標準工事費の分割払い分に相当する月額900円を30ヶ月にわたって割引してもらえます。
1ギガコースの料金
1ギガコースはeo暮らしスタート割の適用で最初の2ヶ月から12ヶ月までが月額2953円、13ヶ月以降が月額4953円です。
100メガコースの料金
100メガコースはeo暮らしスタート割の適用で最初の2ヶ月から12ヶ月まで、13ヶ月以降ともに月額4667円となります。
いずれも大手通信事業者と比較してリーズナブルな料金になることから人気で、関西では日本国内でも珍しく大手通信事業者を大きく凌駕してシェア第1位となっています。
1ギガコースの方が遥かにスペックが高いにも関わらずeo暮らしスタート割の時点で1714円も安く、13ヶ月以降の価格で見てもわずか286円の価格差です。
将来的には100メガコースは廃止となり1ギガコースに一本化されることから、1ギガコースへの加入がおすすめ。
ですが最近の4Kをはじめとする高画質動画の普及や大容量のデータのダウンロードなどを考慮すると、さすがにどんなに快適な回線でも最大100Mbpsでは快適なネットワークを利用するのは厳しいでしょう。
これから契約する人は1ギガコースに加入しておくほうがいいです。
セット加入による料金
その他にも光電話や光テレビも提供されており、セットで加入するほどお得な料金になります。
eo暮らしスタート割
1ギガコースとセットにしてeo暮らしスタート割が適用された例では、光電話とのセットで最初の2ヶ月から12ヶ月までが月額3239円、13ヶ月以降は月額5239円です。
フルオプション
フルオプションで光電話と光テレビの84chが楽しめるスマートプレミアムに加入した場合は最初の2ヶ月から12ヶ月までが月額6278円、13ヶ月以降は月額9539円となります。
その他料金
そのほかに事務手数料が3000円、ケーブルなどの敷設工事費は一括払いの場合は27000円、分割払いの場合は実質0円となります。
auスマートバリューも対象
またauと提携しているため、auの携帯電話やスマートフォンと同時加入することでauスマートバリューの対象となり、auに支払う月額料金が割引になるのも嬉しいところです。
eo光は速度でも評価されている
そんなeo光は、大手通信事業者とは一線を画する独自の光ファイバー回線を敷設しているので快適なネットワークが利用できることが期待できるのですが、実際に加入して利用する際には実速度が気になるところでしょう。
eo光は、速度面の快適さを証明するRBB SPEED AWARD2017最優秀賞を受賞しています。
RBB SPEED AWARDとは、インターネット回線の速度を測定できるサービスのRBB SPEED TESTが主催する賞です。
同サービスではユーザーが必要事項を入力してスタートさせると自動的に測定用のデータのダウンロードとアップロードが行われ回線速度を計測し、ブロードバンドルータやパソコンの設定の見直しや契約するプロバイダの検討などに役立てられます。
RBB SPEED AWARDはそれらのデータを1年間集計し、もっともスピードが速かったプロバイダーが表彰されます。
測定時には利用しているプロバイダーを検知してからテストが行われるのをはじめ、利用者が測定した結果を集計したものであり他の要素が介在しにくいことから客観的な診断が行われるのが特徴で、次に同じサービスに加入して利用したユーザーは同様の実速度を体感できる可能性が極めて高いことから大変参考になる貴重なデータです。
もしも1人でも極端に遅い実速度のユーザーが存在していれば一気に平均値は下がってしまいますが、常に好成績をおさめているということは利用しているユーザーの大多数がコンスタントに高い数値を叩き出す快適なネットワークが利用できることを表しています。
そんな中でeo光は2017年に行われた調査で数々の通信事業者を抑えて近畿地方でRBB SPEED AWARD2017の固定回線部門とWi-Fi部門で最優秀賞を受賞し、有線でも無線でも快適なネットワークが利用できることが証明されました。
eo光はIPv6対応
その大きな要因となっているのがIPv6への標準対応で、とくに申し込みをしなくてもIPv6対応しているホームゲートウェイやブロードバンドルータを使用すればすぐにその速度を体感できます。
まとめ
関西を中心に評判の高い光回線事業者「eo光」についてまとめました。
インターネット回線は速度が快適でなければいくら料金が安くても意味がありません。
その点、eo光は料金も安く速度面でも賞を受賞するほど高評価です。
関西と北陸の一部の対応エリアに入っている方は、光回線の最有力候補になるでしょう。