光回線

光回線とアナログ回線(ADSL)の違いについて

光回線とアナログ回線の違いって何?それぞれの特徴まとめ

いまの時代、自宅でインターネット固定回線を利用して、パソコンやモバイル機器などをネット接続していない人はほとんどいないでしょう。

総務省が発表したデータによると、ブロードバンド回線契約世帯数は3000万戸以上にもなっています。

とくに最近では光ファイバーケーブルを利用した光回線などが主流になっています。

マンションやアパートに入居する場合、最初から回線工事が済んでいることも多いため、契約をした時点でインターネットが利用できる物件がほとんどです。

でも昔は電話線を利用したアナログ回線でのインターネットが主流だったんですよね。

そこでアナログと光回線、2つの違いや特徴、利用する上で得られるメリットなどをまとめました。

別に知らなくてもインターネット契約に問題ありませんが、ちょっとだけ知識があると見えてくる世界も違ってくるはずですので、ぜひ読んでみてください。

※ここではアナログ回線の代表としてADSLを取り上げています

アナログ回線と光回線の違い

まずは簡単にアナログとデジタルの違いについて。

アナログ回線の特徴

ノイズに弱い。連続する波形情報でやりとりする。

デジタル回線の特徴

ノイズに強く、0と1の連続で情報をやりとりする。

ADSL(アナログ回線)の特徴

アナログ回線(ADSL)の特徴

光回線の前に主流だったインターネットに接続する通信方式は「ADSL」と呼ばれるアナログの電話回線を利用したものでした。

この方式が高速通信技術と呼ばれていましたが、光回線が普及してからが旧世代の通信方式とみなされるようになっています。

現在ではアナログ回線と呼ばれており、この回線の特徴としては、電話回線を通じてインターネット接続することになります。

携帯やスマホが主流の現在、電話回線自体もわからないって人もいるかも知れませんが、自宅や会社の(090/080/070/050など)で始まらない電話番号はたいてい固定電話です。

光回線に比べると月額料金にそこまで違いはありませんが、アナログ回線は速度が遅くなってしまうことや、局から離れすぎてしまうと使用できない制限がかかっています。

アナログ回線は定額で利用できるのですが、1999年から始まったサービスで2005年に利用者のピークを迎えてからは光回線にシェアが移行しています。

電話線(メタルケーブル)を使用

この回線を利用するためには、アナログ電話を使用しているメタルケーブルを利用して接続する必要があります。

ADSLの通信で使用されている周波数帯と電話通信の周波数帯が違うため、同じ一本のメタルケーブルを共有して通信可能となります。

そのため宅内にはADSLの記号と電話の信号を振り分けるスプリッタの設置が必須です。

光回線に比べて不安定

アナログ回線は設置の環境によって速度と安定性が変化する特徴があり、電話線をインターネット用に使用しているため光回線に比べると不安定で、外部からの干渉を受けやすい特徴を持っています。

そのため通信品質を重要に感じている人にアナログ回線は向いていません。

というか今現在ADSLを契約するのはほぼムリですね。ごく一部契約できるところがあるみたいですが、現実的ではありません。

ADSLは局と自宅との距離が大きく影響する

ADSLを利用する上でのデメリットは、局からの距離によっては速度が低下しやすくなってしまう点です。

局から距離が遠くなればなるほど減衰が大きくなり、4kmを超えてしまうと1Mほどしか通信速度がでなくなってしまいます。

6km近く離れてしまうとほぼ使えないことが大半で、ラジオやアマチュア無線の干渉を受けやすいこともデメリットの一つです。

 

光回線(デジタル回線)の特徴

デジタル回線(光回線)の特徴

次に現在主流の「光回線」について。

このインターネット回線は光ファイバーをデータ送信する通信回線として利用します。

光ファイバーとはガラス素材や樹脂素材に光を反射させてデータを送ることができるもの。

旧世代のインターネット回線として家庭に普及していたADSLに比べても、通信速度が非常に速いことから、近年ではほとんどの家庭でADSLから移行しており、回線契約しているユーザーは圧倒的多数でこちらの回線を利用しています。

アナログ回線に比べて通信速度がかなり速い

実際にこの回線を利用するメリットとして挙げられるのが、通信速度が速いことですね。

ADSLの速度が最高でも50Mbps程度であることに対し、光回線なら一般的なタイプでも1Gbpsで利用可能。

ADSLに比べて約20倍以上速いと言えますね。

最高速度では一部業者で10Gbpsの回線サービスも提供されているので、用途に合わせて適切な回線プランを選択できるのもメリットです。

人気の高い動画の視聴や大容量のデータの取扱もスムーズ、スピーディーに処理できる点も魅力の一つとなります。

アナログ回線より安定している

さらに性質上ノイズに影響されにくい特徴を持っているため、通信が非常に安定しています。

遠距離でもデータを伝達可能で、安定してインターネット通信をキープさせることが可能です。

アナログ電話より安いひかり電話が利用できる

さらに回線サービスを販売している多くの業者では、ひかり電話を提供していることが多いです。

そのため回線契約をすると、オプションとしてひかり電話サービスを割引価格で利用できるのもメリットですね。

ひかり電話の基本料は大半の業者で500円程度ですが、アナログ電話の基本料は1,600円なので、これだけでも1,000円以上節約できます。

アナログ電話からひかり電話に切り替える場合も、使用していた電話番号をそのまま引き継げるのでスムーズに利用可能です。

ただし、電話番号そのままで光回線から光回線に乗り換えるときは面倒なので気をつけてください。

参考記事:電話番号そのままで光回線を乗り換えるには?

光回線のほうが割高

通信速度が高く安定しているなどメリットの部分もありますが、デメリットもあります。

まず挙げられるのが、ADSLに比べて料金が高くなってしまうこと。

マンションタイプのサービスの場合は同じネットワークを複数の契約者でシェアして利用しているので、料金が安く設定されていますが、戸建ての場合は月額料金が高くなってしまう恐れがあります。

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まとめ

現在主流の光回線と一世代前のアナログ回線によるインターネットサービスの違いを紹介しました。

音楽ではレコードが流行るなどアナログ回帰の動きも見られますが、ことインターネット回線に関してはアナログを選ぶ理由がありません。

動画サービスが増えデータ通信量が増えているいま、わざわざ遅い回線にしたところでストレスがたまるだけですね。

そもそもほぼアナログ回線は契約できませんし、これからインターネット回線契約するなら、どの光回線業者を選ぶのか、どのプランを選ぶのか、またどのプロバイダを選ぶのかが大事です。

ただしたとえ10Gbpsプランを選んだとしても、住んでいる場所や環境によってどうしても回線速度に違いがでてきます。

このあたりは運なのでどうにもなりません。

実測値は10分の1なんてことも普通にあるので、業者がアピールしている数値は理論上のものだということをわかった上で契約しましょう。

消費者センターへクレームを入れたところで、各業者ホームページではちゃんと注意書きされてますし、利用規約にもきっちり書かれてるのでどうにもなりません。

事前確認をしっかりして、自分にとって最適な契約ができるようにしましょう。

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