光ギガはとても人気のある光回線サービスで使い勝手の良さに定評があります。
そんな光ギガの特徴と、解約方法・解約違約金についてまとめました。
光ギガってどんなサービス?
ここ数年でシェア集拡大中の光コラボレーション事業者ですね。
最大手の「ドコモ光」や「ソフトバンク光」などと同じです。
背景にあるのは抜群の安定性であり、NTT東日本とNTT西日本から回線の提供を受ける形で運営されているのが特徴です。
そのため、フレッツをすでに使っている場合は、そのままの環境で特別な工事を要せずに利用できる場合もあります。
つまり、インターネットを使用できない期間が発生しませんが、移転するケースなどは例外なので気を付けましょう。
もちろんフレッツで利用していたテレビや電話といった機器も変更することなく使い続けられます。
ただし、フレッツTV以外の映像サービスを契約していた場合は、別の処理が必要になるケースもあるので要注意です。
電話に関しては番号のポータビリティに関する料金が発生します。
これだけ押さえておけば十分なので、フレッツの利用者にとっては魅力的な乗り換え先といえます。
もちろんフレッツ以外からの移転も不便なわけではありません。
手続きのフローが確立されており、光ギガの提供範囲かどうか確認することからスタートします。
問題がなければ、ホームページのフォームから新規の申込を済ませましょう。
後は案内にしたがって進めていくだけであり、光回線の工事についても詳しく教えてもらえます。
いずれにせよ不明点があれば、早めに問い合わせのフォームや電話などで質問すると良いでしょう。
この光回線サービスの最大の魅力は、通信速度が非常に優れていることです。
1Gbpsを誇っているため、容量の大きな動画でもスムーズな視聴が可能となっています。
リモートサポートなどのオプションも豊富であるため、IT関連に疎い人でも利用しやすいというメリットもあります。
ただし、上記の通信速度は必ずしも保障されているわけではありません。
あくまでも最大値であるため、終端装置からの距離などによって大きく変わることもあるのです。
規格上の計算値であることを認識しておくことが求められます。
実はこれが大きなポイントであり、希望どおりのスピードが出なかったことを理由として解約する人も珍しくありません。
光ギガはNTTの回線だから安心感があり、そのうえ月額料金が安くなるという判断で契約する人が多いです。
実際、そのようなアピールをしてくる営業担当も見受けられます。
ところが、実際に使い始めると1Gbpsには程遠いスピードしか出なかったり、月額料金も大して安くないと感じたりするケースもよくあります。
光ギガの解約方法は?
光ギガホームページ上では解約手続きはできません。
回線契約はたいていそうなっているので仕方ないですね。
Q&Aページにはこうあります↓
ですので、解約したい場合はサポートセンターに連絡しましょう。
混雑してつながらないときは、折り返しを依頼するフォームを利用するように推奨されています。
ただ、光ギガ側も解約手続きほど無駄な作業はないため、メール送信では返信がいつになるかわかりません。
サポートセンターへの電話で直接伝えたほうが確実です。
なお、基本的には解約金が発生するので、その金額を事前にチェックしておくことが望ましいです。
解約違約金はいくらくらい?
具体的には、初期工事費用の月割額と契約の解除にかかる費用で構成されています。
違約金とも呼ばれており、2年以内にプロバイダーとセットになったプランを選んでいた場合は、後者の費用だけでも約1万円を請求されます。
さらに、フレッツ光から切り替えたときに残割賦が存在している場合なども実情に合わせて支払わなければなりません。
違約金は最大で2万円以上になりますが人によって金額は異なります。
利用期間が大きな基準となりますが、契約の更新月の関係もあるので正確に判断することは難しいでしょう。
開通した月を1カ月目とした場合、25カ月目と26カ月目が更新月に該当します。
そこであれば0円になりますが、27カ月目以降にはまた違約金が発生するので注意してください。
次に0円になるのは48カ月目と49カ月目です。
それまでに解約すると、金額は27カ月目までよりも安いですが支払いが発生します。
ただし、これはあくまでも標準的なケースですし、規約が変更される可能性もないとは言い切れません。
したがって、事前にサポートセンターに問い合わせて確認したほうが安心です。
一般的には光ギガに加入すると長期の利用を想定した割引サービスを受けることになります。
その最短に設定されている期間が2年であるため、2年未満の解約は金額が高く定められているというわけです。
さらに注意が必要な点として、更新が自動で行われてしまうことが挙げられます。
つまり、更新月になったら乗り換えようと思っていても、気付かずにそのタイミングを逃してしまうケースもあるのです。
したがって、自分の更新月をしっかり把握しておくことも大切なポイントになります。
新規で契約していた場合、24カ月以内に解約すると工事費の残債が多くて驚くケースもあるでしょう。
一括で請求される可能性を考慮して準備をしておく必要があります。
たとえば、通信が遅いと気付いて1カ月でいきなり申し出た場合、2万円以上の請求を受けるリスクもあるのです。
26カ月目でようやく0円になるのが一般的となっています。
1年目でやめた場合でも、違約金と合わせると3万円ほどになる可能性が高いです。
まとめ
光回線事業者「光ギガ」について紹介しました。
光コラボレーションタイプのサービスは数多くあるため、光ギガより安く使えるところもあるかと思います。
そういったところへ乗り換えたい人もいると思いますが、解約違約金はかなり高額になるためご注意ください。
縛りありの契約なので解約時期によって残り期間が少ないなら待つことも検討したいですね。