今やインターネットは何を行うにも欠かせない要素として取り上げられるものであり、これがない生活は考えられないとまで言われるようになりました。
インターネットを通してショッピングできたり、世界中の人と交流をしたりわざわざ電車に乗って職場に行き、嫌いな人の顔を見なくてもクラウド上で仕事ができてお金まで稼ぐことができるのです。
光回線になり通信環境は良くなったが・・・
かつては、有線が使われ通信速度が遅かったり急に接続が切れることは当たり前にありました。
ところが、技術が進歩したことによって無線による光回線が主流となり高速通信が可能となり、秒単位で対応を迫られるFXのデイトレーダーなどには非常に有難い存在になっています。
最近では、接続ケーブルが多くなりスペースが確保できないなどを理由としてワイヤレスルーターなどを選択する人も多くなっていますが、その一方で依然として光回線のような有線環境を利用している人もいます。
特に、オンラインゲームをよくやる人にとっては必需品と言えるでしょう。
確かに、光回線の方が通信が速いためゲーム内に表示される項目の読み込みも早いものが多いです。
ところが、目には見えない回線であるため急に速度が遅くなったり接続が切れてしまうケースも少なくないのです。
主に、FPSなどと呼ばれるタイプのゲームでは有線の方が相手に勝利するために必要だとされています。
戦争ゲームで、相手よりも早く銃を抜いたり移動することで常に優位に立ちたいという考えから比較的通信が安定しやすい有線ネットワークの利用が目立っているのです。
とは言っても、圧倒的に光回線の方が主流となっている現在ですが、「速度が遅くなった」としてサポートセンターに問い合わせをするケースは少なくありません。
先にも述べたように、今やインターネットの存在しない生活は考えにくいですしそれに慣れていない人にとってみれば禁断症状のように、回線を通じて一秒でも早くオンライン上で見知らぬ人とつながりを保ちたいのです。
さて、速度が遅いと感じた際に何をすれば良いのでしょうか。
ここでは光回線が急に遅くなったり繋がらなくなった時の対処方法について解説していきます。
急に遅くなった光回線の対処方法
契約プランの再確認
その対処法としては、まず契約プランの確認が大切です。
プランごとに、速度が異なりますしそもそもの契約した速度が遅いことも考えられるからです。
仮に、最も遅いレベルで契約をしていたのであればプランの変更を検討するようにしましょう。
無線LANルーターの電源オンオフおよび再起動
無線ルーターの電源を落としたり、再起動することも有効です。
多くの場合、この対応で復活することもありますので一度電源を切って本体からコンセントを抜き、5分程度放置してから再度接続を試みてはいかがでしょうか。
接続する端末側の不具合をチェック
この他にも、接続する側の不具合というケースも考えられます。
例えば、パソコンやスマートフォン、タブレット端末が不具合を起こしているため通信が上手くいかないこともありますので、同様に再起動をしてと良いです。
買い換え、またはサポートへ問い合わせる
大体、このような対処法で元に戻ることが多いのですがそれでも無理な場合には新しく買い替えるか契約先に問い合わせをするようにしましょう。
このような対処法が考えられるのですが、果たして遅くなってしまう原因は何なのでしょうか。
突然遅くなったときの原因
通信障害の可能性
いくつかありますが、まず通信障害が起きているかもしれません。
プロバイダが提供しているサーバーに障害が起こり、ルーターやパソコンなどの利用者の機器は正常であるにもかかわらず、遅く感じる場合にはこうした障害が考えられます。
基本的に、障害によってサービスの提供が行われていない場合には、プロバイダの公式ホームページに情報が掲載されることになっていますので、オフライン上で確認することも大切です。
同時に接続する人が多すぎる可能性
また、大勢の人がいる中で一斉に通信を行うと回線が混雑してしまい正常な通信を行えなくなる場合も多いです。
例えば、学校や仕事から帰宅して寝るまでの多くの人がネットにつなげる夕方以降の時間帯は遅くなりがちです。
また、花火大会や音楽フェスなど多くの人が集まりやすい環境では、それだけ同時にインターネットを使用する可能性が高くなります。
あるいは、災害時に家族や友人の安否を確認するためにオンライン上の伝言板を利用する場合にも、こうした状態になるかもしれません。
ただし、災害の場合にはプロバイダがオフライン状態で利用できる伝言板を用意していますので、避けられると言われています。
つなげる端末のスペック不足の可能性
あまり意識しないかもしれませんが、パソコンやスマートフォンの容量不足だとデータの処理に困り、どうしても速度が落ちてしまうことになります。
基本的に、このような機器はかなりの量のデータを保存したり処理できるようにはなっていますが、いくら何でも限界があります。
そこで、不要なデータはできるだけ削除して常にいくらかのスペースを作っておくことがおすすめです。
あるいは、別売りしているメモリーを購入し増設することでも対応できるでしょう。
ただし、余計に費用がかかってしまいますのでお金と相談をしてどちらを選択するのかを決めることが大切です。
このように、原因や対処法はいくつかありますが突然遅くなったと感じた際には、焦らずに紹介した方法で対応するようにしましょう。
まとめ
現在では一番早く安定しているインターネット回線「光回線」が急に遅くなってしまったときの原因と対処方法について解説しました。
多くの人がネット接続する時間帯やイベント時だけは、遅くなったとしてもいちユーザーがどうこうできるものではありません。
我慢するしかないですね。
ただし、契約中の光回線業者を乗り換えれば多少改善される可能性もあります。
運の要素も多いのですが、周辺で同じ業者のユーザー数が少なければよくなるかもしれません。
でも100%ではないので博打になってしまいます。
まずは同時接続数が多い原因以外の部分を改善してみてから考えましょう。