最終更新日 2024年2月8日 by 管理人
まとめサイトにあった光回線サービスの現場で働いていた人の話にへ~と思ったのでさらっとまとめつつメモしておきます。
光回線業界のこと
どこがいいか選ぶ前にまず
「光回線を選ぶときは業界のことを知ることが肝心!」
ってことでサービスの種類や、フレッツ光を運営しているNTTの動向について。
今ある光回線の種類は大雑把に次の3つ。
- フレッツ光東日本/西日本
- 光コラボレーション
- 独自回線(auひかり、NURO光)
1.フレッツ光東日本/西日本のこと
1のフレッツ光は業界最大手、というか光ケーブルを日本全国に敷設し管理する大元ですね。
2の光コラボレーションはここの回線を借りてるだけですし、3のNURO光も独自サービスではあるもののフレッツ光の光ケーブルを利用しているとのこと。でもauひかりは本当の独自回線らしい。てっきりauひかりも借りてるんだと思ってました。
そしてフレッツ光は代理店に売らせてるんですが、売ったらかなり高額な販売報酬を払っていたみたいです(最大10万円くらい)。
1件10万って月額4000円だとしても回収に2年かかる計算(汗)。どこで利益生み出してるんだろう・・・。
ただこの販売報酬で代理店さんはキャッシュバックとか工事費無料とかやってたわけですね。
しかし!
2016年に通信サービス(スマホとか)の売り方でトラブルが相次いだことで法律が改変されることになりました。ここでNTTが「ちょっとやばいかも?やり方変えようか」となり、報酬額が最大2万くらいまで減ってしまったようです。
代理店さんも高額な報酬貰いたいがためアコギな売り方するところがでてきて、NTT側にも迷惑がかかっていたらしい。
そして代理店さんは見捨てられたのです。NTT恨んで自殺した人とか出てないといいけど・・・。
2.光コラボレーションのこと
この影響で誕生したのが2の光コラボレーション。法改正の前、2015年に登場しています。有名ドコロだと「ドコモ光」「ソフトバンク光」などがあります。
この売り方なら何かあっても矢面に立つのはコラボ事業者。NTT側がクレーム言われたり国からどうこう言われる可能性は低いので楽々です。利益率は減るらしいんですがこっちのほうがメリット大きそうですね。
さらに、ちょうど動画視聴サービスが充実しまくり通信量が数年で数倍に膨れ上がってて回線速度への不満も多くなっている時期。「遅すぎる!」みたいなクレームもコラボ事業者へ行く流れになってますね。NTTさん賢い。
ちなみに光コラボ事業者さんはもともとスマホキャリアや、フレッツ光のプロバイダサービスをやっていたところが多いので、
- スマホとセット割引
- プロバイダ料分割引
といったフレッツ光を契約するより安くなる料金設定が多いです。ややこしいのは難ありですが・・・。回線は借りてるだけのためどこも同じなので、ここが光コラボのメリットですね。
ただ、回線レンタル料は発生するのでコラボ事業者が代理店を使って売るときの販売報酬は少なくなっています。
よってひと昔前のような超高額キャッシュバックなどは少なくなっているようです。
3.独自回線(auひかり、NURO光)
上でも書きましたが、auひかりは本当の意味での独自回線(KDDIの回線)で、NURO光はNTTのケーブルを使ってますがNURO光側が構築したサービスとのこと。
KDDIも光ケーブル敷設してるんですね。
ということは?
ひと昔前にフレッツ光がやっていたような高額販売報酬を代理店に払えるわけです。余分なレンタル料がないので。
NURO光が関東1都6県しか対応してないみたいに契約可能なエリアが狭いのだけは欠点ですが、一番特典が魅力的で安く使える光回線サービスになっています。
まとめ
業界関係者さんのありがたいお話をメモらせてもらいました。
近畿地方でブイブイ言わせてる「eo光」、四国の「ピカラ光」など地方特化タイプのサービスについては触れられていなかったんですが、光コラボではないので独自回線に分類されるんでしょう。auひかりと提携して割引サービスやってたりしますからね。わざわざライバルと提携しないはず。
そういえば少し前にNTTが次世代ケーブルの実験に成功したってニュースを見ましたが、auひかり側はなにかやってるんですかね。
私もauひかりユーザーなので、最大手に負けないよう頑張って欲しいと思います。