2017年1月14日時点でドコモ光サービスを提供中のNTTドコモが契約件数300万件を突破したと発表しました。
※2019年時点で約650万件まで増加(ドコモ発表データ)
2015年3月1日のサービス開始から約9ヶ月経過した2015年12月には早々と100万件突破。それからわすか1年弱で3倍まで急増しています。ドコモショップの店舗数や販売力、ドコモスマホ・ケータイとのセット割引サービスなどで一気に契約者数を増やしてきたんでしょうね。
そういえば、ブログ主もフレッツ光からauひかり回線に乗り換えたときの理由はauとのセット割引があるからでした。
ここ2年くらいでドコモ、au、ソフトバンクの光回線サービスについてかなり見聞きするようになってましたからね。他社に比べて資金力もあるし販売網もあるので当然の結果と言えそうです。
そこで、光回線サービスを提供する主な会社の契約数がどれくらいあるのか?について調べてみました。データは各社決算データやMMRIが発表したものを参考にしています。
光回線サービス提供会社別の契約件数(2016年3月時点)
光回線のシェア
まず、2016年3月時点の日本全体の光回線契約者数は2784万件となっています。
そのうちのシェアは以下のとおりです。
- 69.2%(1925万9000件) フレッツ光
- 13.5%(375万件) au
- 5.7%(159万件) ケイ・オプティコム
- 2.1%(57.8万件) アルテリア・ネットワークス
9.6%(266万3000件) その他
フレッツ光東西が圧倒的シェアとなってますね。あと日本全国の光回線は全部フレッツ光のものだと思ってたんですが違うらしい(汗)。3位以下はよく知らない提供会社です。ケイ・オプティコムは関西圏でサービス提供している会社、アルテリア・ネットワークスはマンション1棟を一括でサービス提供することに特化した会社らしい。
これでauはいいとして、ドコモ光やソフトバンク光はどうなってるのか?について。まず光回線最大手のフレッツ光は以下のようになってます。
フレッツ光回線の契約件数推移
NTTが決算時に発表しているデータ(2016年3月のもの)を参照しています。
期間 | 契約件数 | 増加件数 |
---|---|---|
2012年3月 | 1656万4000件 | -件 |
2013年3月 | 1730万件 | 73万6000件 |
2014年3月 | 1805万件 | 75万件 |
2015年3月 | 1871万6000件 | 66万6000件 |
2016年3月 | 1925万9000件 | 54万3000件 |
キャリア各社がシェアを伸ばし始めた2015年から契約件数自体は減少してますね。他が好調なのか全体的に減少してるのかは発表データからはわからず・・・。
で、ドコモ光やソフトバンク光はどこに入っているのか?というと、フレッツ光回線に含まれる光コラボの契約件数に入ってるようです。
これについてはMMRIという会社が発表している資料の掲載されていたので抜粋してみました。
2016年3月時点での総契約件数は461万1000件。この時点のドコモ光は約157万件だったようです。ここから1年しないうちに300万件以上まで増えたんですね。そしてソフトバンク光は約120万件ほどとなっています。ソフトバンクの契約件数は不明ですが、同じように急増しているんでしょう。
ちなみにNTTフレッツ光の光コラボでサービス提供している約400社あって上位企業の契約件数は約9割を占めているようです。
まとめ
というわけで、ちょっとだけ古いデータですが光回線系企業のシェアと契約件数がわかりました。auひかりもフレッツ光回線使ってるんだと思ったら、このデータではそうじゃないようですね。でもauひかり契約したときは工事いらないって言われたので光回線のケーブルは同じものを使ってるはず。どういうこと?この辺ちょっとわかってません(汗)
そのうちその辺についても調べてみようと思います。