ネットで光回線サービスの評判を調べてみると、2年くらい前から始まってるフレッツ光の光コラボレーション系サービスで「繋がらない」「遅い」といった声が目立ちます。
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そして満足度を調査している会社が発表するランキングでは、本家フレッツ光か光コラボではない独自回線で提供している「auひかり」「NURO光」ほか地域限定サービスが上位に選ばれています。
光コラボレーションでやってる事業者は、独自特典をつけて本家フレッツ光より安くしていることもあって、サービススタート以来急激にユーザー数を増やしているため対応しきれない事情もあるかもしれません。
でも回線はフレッツ光のものをそのまま使っているだけなんですよね。
そうなると光コラボ事業者だけ遅くなるのは納得がいきません.フレッツ光をやってるNTTが自社に有利な仕組みにしてるとか?
そこで、なんで光コラボレーション事業者の光回線は遅いと評判なのか?その理由を調べてみました。
光回線で光コラボの速度が遅い(傾向が見られる)のはなぜ?
まず使ってる設備は完全に一緒。
電柱に付いてる黒いボックス(クロージャーというらしい)までの光ケーブルも、部屋に設置してある回線終端装置までのケーブルや装置そのものもフレッツ光と同じもの。
これで速度が違うようではNTTが何か制限してるんじゃないの?と思ってしまいます。
ただ原因はそうではなくて、
とのこと。
プロバイダーは世界中につながっている広大なインターネット世界に自分の端末を繋ぐ処理をしている会社のこと。
サーバーはインターネットに繋ぐために処理をしている機器やプログラムのこと。プロバイダには使ってるサーバーの性能が低いところもあるようです。
ただこれだけではいまいち原因がふわっとしてます。
で、ちょっと話がそれますが、最近普及が進んでいる格安SIMはドコモならドコモ回線の一部だけを借りてサービス展開しています。ドコモが10使えるなら格安SIMは1しか使えない状態。当然すべて使えるドコモ本体より速度は遅くなります。
幅10mのトンネルに100人が殺到してもそれほど混雑せず通過できると思いますが、幅1mのトンネルではせいぜい一人づつしか通過できないので100人通り切るまでかなり時間がかかるでしょう。
で、格安SIMと同じく光コラボもNTTから光回線の枠を借りているようです。
となると、ネット接続してる人がトンネルの出入り口(プロバイダのサーバー)に殺到すれば、全部が使えるフレッツ光より遅くなるのは当然ですね。
最近ユーザー数が増えまくっているドコモ光なんてどんな状況になってるのか心配になります。
まとめ
光回線の光コラボレーションサービスのほうが遅くなる傾向が見られる原因は、プロバイダとコラボ事業者が借りてる回線の枠にあるようです。
速度の遅さをどうにかする方法の1つに「プロバイダを変える」があるのも納得。
まあ光コラボの場合は借りてる枠しだいでもあるので、変えたからって極端に変わるとは思えませんけどね。一応やってみる価値はあるかと思います。最初から選択肢ないところもありますが(汗)
こういうことって絶対契約前に説明もらえない部分なので、口コミなどを参考に慎重に選ぶことをおすすめいたします。