最終更新日 2024年2月8日 by 管理人
光回線を自宅に敷くネットユーザーが増えてきました。
すでに契約世帯数は3000万以上と国の発表データにはあります。
現在契約できるインターネット回線で最速の光回線のような自宅に高速で使えるネット回線があれば、ライフスタイルがより便利になるはずです。
今やネット回線は現役世代のライフスタイルにとって必要不可欠なインフラであり、スマートフォンやパソコンは文字通り毎日必ず利用するアイテムとなりました。
そんな光回線ですが、急な停電で使えなくなってしまうこともありえます。
そこで準備しておきたい停電対策についてまとめました。
急な停電にも動じない!光回線の停電対策
自然災害によって光回線の設備やケーブルなどにトラブルが発生した場合は、ユーザー側でできることはありません。
でも落雷などで自宅や地域一帯が一時的な停電になった場合なら対処方法もあります。
小型発電機を購入する
一戸建て住宅の場合であれば、災害対策用の小型発電機を購入する方法があります。
太陽光発電を設置できるならそれもありですが、金銭的にまったくおすすめできませんし、万人向けではないのでここでは除外します。
発電機というと数十万くらいするのでは?と思う人もいるかもしれませんが、アマゾンを見てみると、安いものなら1万円少々で売られているので意外とお手頃です。
災害が起き、自宅が停電に陥っても、専用の発電機を倉庫に備蓄しておけば、それが巨大な電池代わりとなります。
光回線の回線終端装置やWi-Fiルーターに電気を供給出来れば、Wi-Fi回線が復活し、スマートフォンやパソコンで情報収集をしたり連絡を取れます。
また、光でんわもこれで使えるようになります。
あくまで応急処置的な対策ではありますが、家庭用の小型発電機を備蓄する事で最低限のインフラを維持できます。
ホームセンターやネットショッピングで購入可能であり、値段もリーズナブルになりました。
発電機購入が現実的でない場合
一方で狭いマンションやアパートの場合、そういった対策は現実的に難しいかもしれません。
発電機を置くスペースがなかったり、そもそも電気系統が建物単位で決まっているため、個人で発電機を用意しても電気を供給される事ができない、という可能性があります。
アパートやマンションに暮らす人々にオススメなのが、モバイルルーターです。
光回線は使えないままですが、ネットさえ使えればいいなら最適です。
モバイルルーターに切り替える、もしくは既存の回線にプラスする形でモバイルルーターを新規契約します。
自宅が災害や工事の影響などで、停電したとしてもモバイルルーターが手元にあれば、普段通りスマートフォンやパソコンが使えます。
モバイルルーターは、僅かな電力で動く製品です。
小型の電池やモバイルバッテリーの電力があれば、本体を普通に稼働させられ、停電時でもそういった製品があれば、Wi-Fi回線が使えますので、災害情報を確認したりSNSを見たり、家族の安否確認ができます。
小型の製品ではありますが、一度に複数のパソコンやタブレットやゲーム機などをオンライン化させられるのが利点です。
通信速度と品質も、いわゆる家庭用のワイヤレスルーターと同等ですので、普段から利用しても不便さはありません。
ポケットサイズのルーターですので、アウターやカバンへ収納しやすいのもメリットです。
水害や台風の規模が大きく自宅を離れて、避難所へ行かなければいけない時もモバイルバッテリーとモバイルルーターの2つがあれば安心です。
自分自身でWi-Fi回線のインフラを常に携帯しておけますので、避難中から避難所に到着した後でも、ネットがスムーズに使え、不安やストレスを大幅に軽減できます。
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光回線のメリットを活かそう
通信料金の節約
スマートフォンやタブレット端末は、基本的にキャリアの回線に繋ぎますが、自宅に光回線を設け、更にワイヤレスルーターを設置すれば、そちらに接続先を切り替えられます。
キャリア回線で、大量のデータを送受信すると通信制限が掛かったり、月々の通信費が高額になりやすいです。
メールを送受信したり、SNSを利用する程度であれば、通信量は膨らみにくいです。
一方でネット動画サイトを利用したり、ゲームアプリを頻繁に利用したり、長時間にわたりブラウザアプリで情報収集をすると、想像以上に通信量が掛かります。
自宅のワイヤレスルーターに、帰宅後切り替える事で、その間の通信量をゼロに出来ます。
実際に多くのネットユーザーがこのテクニックを活用しています。
安定性のあるネット回線
キャリア回線に比べて、光回線の方が通信スピードと安定性の両方が優れているのも利点です。
動画やゲームを快適に楽しむためには、高速アクセスができる環境が必須です。
低速回線だと動画コンテンツが快適に視聴できず、画面が頻繁に止まったり、エラーが発生します。
オンラインゲームやブラウザゲームを楽しむ際も、同じです。
近頃のゲームは映像表現や演出が高品質化しており、データの送受信量が増加しているため、Wi-Fi環境でのプレイが推奨されます。
光回線のメリットは、快適にネットがいつでも使える点と通信量と通信料金を大幅に節約できる点です。
その一方でワイヤレスルーターやモデムを稼働させるためには、当然ではありますが、電気が要ります。
冷蔵庫や電話機のように、常に電気が必要であり、停電状態に陥れば急にネット回線が自宅内で使えなくなります。
近年、世界規模で気候変動が起きており、自然災害のリスクが大きくなりました。日本列島でも頻繁に、自然災害に見舞われるようになり、台風や水害や地震などでライフラインが被害を受けるケースが相次いでいます。
電気の供給が地域全体で止まれば、当然ながら家庭の家電製品は全滅です。
冷蔵庫や電子レンジやパソコンやテレビ、そしてワイヤレスルーターやモデムが止まり、光回線も使えません。
皮肉な事に自然災害が起きて、一刻も早く情報が欲しい状況にもかかわらず、ネット検索やSNSが使えない事は大きなデメリットです。
停電の時、情報的にも孤立するのが怖いところであり、このページで紹介した対策を練っておきたいところですね。
まとめ
停電時に光回線インターネットを使うための対策についてまとめました。
光回線の機器はバッテリー駆動ではありませんし電気が必須なので、どうしても電源を確保することになります。
というわけで、停電対策としては小型発電機を購入するしかないでしょう。
大容量のモバイルバッテリーでも短時間なら電力供給できるかもしれませんが、安心して使えません。
小型発電機ならそれほど高くありませんし、災害時にも役立つので、非常持ち出し袋などといっしょに備えておくのもおすすめです。