最終更新日 2024年2月8日 by 管理人
インターネット回線サービスにはdocomoなどのキャリアスマホやモバイルルーターといった無線タイプと、ADSLや光回線などの固定回線タイプがあります。
無線タイプなら即日インターネット環境が手に入るのでお手軽ですが、固定回線の主流「光回線」だと工事が必要になるためそうはいきません。
特に今はNTTフレッツ光の光コラボレーションが始まって乗り換える人も多く、人の動きが激しい春先は工事業者も大変みたいですね。
工事期間はおおむね1ヶ月前後ですが、春先は2ヶ月やそれ以上待たされるケースもあるようです。
そこで、
- 光回線の工事ではどんなことをやっているのか
- 工事のスケジュール・流れ
について調べてみました。
光回線の工事はどんなことをやってる?
簡単に言うとこう。
以上です。
そんなん言われなくてもわかるわ!って感じですね(汗)。
工事は光回線業者(が手配した工事業者)がやってきて放っておけば終わるものですが、戸建てとマンションで多少違うのでもう少しかみ砕いて解説してみます。
【一戸建ての場合】光回線工事の内容
工事の工程は大きく分けで2ステップ。
- 電柱からお宅に光ケーブルを引き込み
- 光ケーブルを室内に引き込む
- 光コンセントを設置する
- 接続できるかチェック
1.電柱からお宅に光ケーブルを引き込み
家によっては壁に固定する作業もあり。
2.光ケーブルを室内に引き込む
基本的に電話線が引き込まれている穴を利用して光ケーブルを通します。なければ、エアコン用の穴、それもダメなら壁に穴を開けて引き込みます。ウチの場合は電話線のを使ってましたね。
3.光コンセントを設置する
引き込んだ光ケーブルとの繋げるためのもの。繋げたいパソコンやスマホなどの端末側で読み取れるデータ形式にしてくれる「回線終端装置」というものをここと繋げます。
4.接続できるかチェック
実際にインターネットに繋がるか、ひかり電話があるならそれも使えるかを確認します。
※1回に設置、2階でインターネットを使いたいなど特殊な場合は有料ですが追加工事も受けてくれます
あとは申し込んだ側でパソコンと回線終端装置をLANケーブルで繋げたり、Wi-Fiルーターをセットし、マニュアル通りに設定を済ませれば完了。有料でお任せすることも可能です。
【マンションの場合】光回線工事の内容
工事の工程はこう。
- 光ケーブルをマンション共用部へ引き込む
- 部屋に引き込む
- 光コンセントなどの設置
- 動作チェック
1.光ケーブルをマンション共用部へ引き込む
マンションでも戸建てみたいにその家に直接光ケーブルを引き込むタイプなら一戸建てと同じです。マンションプランの場合は共用部まで一旦引き込みます。その際、マンションオーナーや管理会社に許可をとっておきます。
2.部屋に引き込む
共用部から部屋までケーブルを引き込みます。
3.光コンセントなどの設置
一戸建てと同じく「回線終端装置」と繋げるため光コンセントを設置します。引き込んだケーブルをそのまま繋げるのも見栄え悪いですからね(汗)。「むき出していいから工賃安くして!」みたいな要求は工事業者さんを困らせるだけなので素直に設置してもらいましょう。まぁ受けてくれるかもしれませんけど・・・。
4.動作チェック
しっかりつながっているのかをチェックします。
あとは契約者側でガイドどおりに設定を済ませれば終了。
光回線工事のスケジュール・流れは?
予約はだいたい1ヶ月前からで休日もOK。工事時間は約1時間です。
一般的な工事の流れはこんな感じ。
- だいたい1ヶ月前に工事予約(引越しシーズンなどはもっと早めに)
↓ - 光回線業者から連絡がくる
↓ - 電柱などから光ケーブルが引けるかチェック
↓ - 宅内の事前調査(必要なら)
↓ - OKなら電柱の利用申請などもろもろの準備で1週間~、長いと2ヶ月くらい
↓ - 契約者立会いのもと工事実施
まとめ
光回線工事がどんなことをやっているのか?を調べてみました。
お宅に光ケーブルを通す手頃な穴がない場合壁に穴をあけることになるんですが、いろんな解説サイトをみてると契約者側で空けなければダメ、と紹介しているところも。
フレッツ光東日本公式サイトには
※建物の構造等の理由で弊社での工事が困難な場合は、引込み口をお客さまにて用意していただく場合があります。
とあるので、そんなパターンもありえるってことですね。
このあたりは一度、工事業者や光回線業者と相談してください。