光回線サービスの口コミ・評判について調べていると、「夜遅くなる」という声がかなり多いです。
学校や仕事から帰ってきて、自宅でインターネットや動画視聴などする人が増えるわけで、回線利用者が増えれば遅くなるのは仕方ないんですが、それにしても多いんですよね(汗)。
そんな時、ちょうど総務省が日本のブロードバンド利用者によるインターネット通信量の集計結果を発表していたので、速度がが遅い時間帯を調べてみました。
目次
インターネットが遅い時間帯を調べてみました
(ブロードバンド利用者の通信量 2016年11月データより)
※ブロードバンド=光回線、ケーブルテレビなど光ケーブルを利用したインターネット回線
全体の総通信量
ブロードバンド回線以外も含めて、日本全体では8254Gbpsのデータ通信があったようです。1ヶ月だけなので年間なら約10000Gbpsになりますね。この計算があってるのかは知りませんけど(汗)
で、ブロードバンド回線だけでは1464Gbpsとなっています。光回線以外も含まれているのでなんとも言えませんが、単純に30日で割ると1日あたり48.8Gbps。そして夕方から夜間にかけて利用者が急増するので、仮に3分の2が夜間に使われると考えても32.5Gbpsのデータが1秒間にやり取りされているわけです。
「MM総研」ってところが発表してるデータによると、光回線契約者数は約3000万件ほどあるので、単純に割ると1人あたり1100bpsくらい利用してることに。まあこれだと大したことない通信量ですね。
でも全体の通信量10年前に比べたら4倍近く増えてますし、わずか1年前と比較しても約1.5倍に急増しています。回線が太くなってるわけじゃないので、このペースで増えていれば遅くなるのは仕方なさそう。
ブロードバンド1契約者あたりの通信量
ブロードバンド利用者1契約者あたりの通信量は37.9kbpsのようです。まあ平均値なのでこんな速度なのはしょうがないんですが、これだとちょっと画像多いページ開くだけでもっさりした動きになってしまいますね(汗)。昔はこんな環境でも十分だったんですが、今は動画などデータ通信料が多いのでこれではまともに使えません。
仮に同じ時間に100人中1人だけネット接続してるとしたら、100倍して3.79Mbpsとなります。これならユーチューブ動画標準画質程度なら見られるレベル。でももう一人増えたらすでに厳しい(汗)。さらに1人増えたらもうイライラが貯まっていく状況でしょう。
光回線はみんなの資産。あまり大きなデータダウンロードしすぎないようにしようと思えました(汗)
ブロードバンド回線の時間帯別通信量
夜20時台がピークです。夕方からぐぐっと通信量が増えてます。5年前に比べて5倍以上増えてます(汗)。2年前と比較しても倍ほど。もし今年からもこの調子で増えていったらネット回線パンクしますね・・・。
ただ昼夜逆転の生活してる人は快適に使えそうですね。オンラインゲーム大好きな人にとっては0時~4時がゴールデンタイムになりそう。
まとめ
総務省発表の通信料データからインターネットが遅い時間帯について調べてみました。
みなさん夕方から夜にかけてインターネット使いまくりですね。そして今後これ以上増えていくならさらに厳しい状況になりそうです。見たい動画があるなら深夜時簡単にダウンロード予約しておいて家帰ってきたら観るだけ、みたいなシステムがないと今後まともに使えなくなりそう(汗)
なんだかんだいって光回線は一番快適で速いネット回線だと思いますし、ほとんどの人がそういうイメージ持ってるでしょう。でもこの先いくら光回線業者が下り最大10Gbpsとか言ってても、現実とのギャップがどんどん広がっていきそうです。そしてますますネット上に悪評が増えていくんでしょうね(汗)。明るい未来が見えてこない・・・。