2022年2月1日からSo-net 光 minicoの提供が開始されました。
どうやら契約期間なし・違約金なしで、ずっと月額3,400円(税込)~と、非常にリーズナブルなようなのです。
キャッチコピーは「価格もスペックも、あなたにちょうどいいインターネット」。
どんな人にちょうどいいプランなのでしょうか。
So-net 光とは
So-net 光とはソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が運営する回線です。
これまでは主に、フレッツ光の回線を利用した光コラボのプランであるSo-net 光プラスというサービスを展開してきました。
So-net 光プラスは他の光コラボ業者と同じく、最大通信速度1Gbpsの大容量・高速通信を売りとしています。
しかしながら、日常的に大容量・高速通信を必要としないユーザーも一定数いるわけです。
例えば、Web閲覧や動画視聴、ZOOMなどのビデオ会議システム程度しか使用用途がないという方もいますよね。
単身世帯であればなおさらでしょう。
そういったユーザーの中には、So-net 光プラスをはじめとした既存のプランは必要以上のものだと感じてきた方もいらっしゃるでしょう。
So-net 光 minicoとは
特徴① 機能がシンプル
So-net 光 minicoは、機能を通信に絞ったシンプルなインターネット接続サービスです。
セキュリティサービスもスマホとのセット割引もありません。
セキュリティサービスや光電話、光テレビはオプションで申し込むことも可能です。
特徴② 混雑時には遅くなる
So-net 光 minicoは、So-net 光プラスとは異なる、専用に設計した帯域を利用するサービスです。
So-net 光プラスもSo-net 光 minicoもベストエフォート型のサービスなので、最大通信速度は1Gbpsですが、通信速度が保証されているわけではありません。
それに加えてSo-net 光 minicoは専用に設計した帯域を利用し、混雑時にはSo-net 光プラスが高速通信できていてもSo-net 光 minicoは低速になる可能性があるようです。
そうしたことがはっきりと明記されていますから、かなり速度が落ちてしまうか、そうした頻度が高いのかもしれません。
特徴③ 低料金かつしばりなし
機能を絞り、専用に設計した帯域を利用することで、料金を抑えたプランとなっています。
なおかつ最低契約期間の設定がなく、解約時の違約金もないので、突然引っ越しが決まったりテレワークが終了することになったりしても、出費を最小限に抑えることができます。
特徴④ さくさくスイッチ(ワンデー)
普段はそれほど高速サービスはいらないのだけれども、この日だけは安定した高速通信を必要とする、ということもきっとありますよね。
さくさくスイッチ(ワンデー)は、前日23:59までにマイページから申し込むと、翌日約24時間はSo-net 光サービス専用の高速帯域が提供され、快適に通信が利用できるというものです。
料金
マンション | 戸建て | |
---|---|---|
月額料金 | 3,400円/月 | 4,500円/月 |
契約手数料 | 3,300円 | |
新規回線工事費 | 実質無料 (月額料金から工事費相当額割引) |
|
v6プラス対応ルーター | 永年無料 (要同時申込) |
|
契約期間 | なし | |
解約金 | なし | |
さくさくスイッチ(ワンデー) | 220円/月 |
気になる月額料金ですが、マンションタイプが3,400円(税込)、戸建てタイプが4,500円(税込)。
安いですね!
しかも、何か月後かに値上がりするということもなく、ずっと料金は変わりません。
工事費も月額料金と相殺され実質無料。
そして、契約期間や解約金の設定もありません。
前日に申し込みで安定した高速サービスを一時的に利用できるさくさくスイッチ(ワンデー)は、1日220円(税込)です。
月に何度も利用する必要があるなら割高になってしまいますので、利用する可能性のある日が多くても月に2~3回くらいに抑えたほうがいいですね。
キャンペーン
2022年4月30日までにSo-netの回線を新規申し込みをすると抽選で4,500名にaiboとモモのケーブルフィギュアがプレゼントされるキャンペーンが実施されています。
注意点
So-net 光 minicoは、IPoE接続(v6プラス)が前提のサービスとなります。
IPv4 over IPv6通信を行う場合、v6プラス対応ホームゲートウェイまたはv6プラス対応ブロードバンドルーターが必要となります。
対応機器を利用しない場合は、IPv4対応サイトを閲覧できません。
PPPoE通信が必要なサービスは利用できません。
So-net 光 minicoがおすすめな人は?
ここまで見てきたように、So-net 光 minicoは非常に安くて魅力的ではあるものの、混雑時には遅くなることが明記されているプランであるため、すべての人におすすめできるものでもありません。
日常的には高速・大容量の通信を必要とせず、利用する人も自分だけという単身世帯で、なおかつ高速通信を一時的に必要とする日が多くても月に2~3回くらいの人であれば、非常に有効な選択肢となりそうです。
反対に、日ごろから高速・大容量通信を必要とする方、ご家族で利用する方であれば、他のプランを検討したほうがよさそうですね。
そのような方がSo-net 光 minicoのように最低利用期間や解約金の設定のないプランを探しているのであれば、おてがる光がおすすめです。
おてがる光はマンションタイプ月額3,608円(税込)、戸建てタイプ月額4,708円(税込)で利用でき、最低利用期間や解約金の設定もありません。
IPv6プラスはオプション契約となっており、月額165円(税込)が発生します。
So-net 光 minicoの月額利用料金に400円足らず加えるだけで、ネットが遅くて困ってしまう頻度を減らすことができます。
まとめ
So-net 光 minicoについてまとめてみました。
インターネットのユーザーが増えていく中で、それぞれの使用用途も幅が広がっており、ニーズに合わせたプランがどんどんとできていくのは、私たちにとってうれしいことですね。