最終更新日 2024年2月8日 by 管理人
格安SIMの登場で、スマホ業界では常に価格競争が起きている近年。
スマホ料金の見直しをしようと色々調べてみるものの、結構どこも安いし違いが判らない…
そんな中、「音声付きSIM」「データ通信のみSIM」など、機能別に料金が記載されているのサービスを見かけたことはありませんか?
この機能別のSIMを使いこなし、上級者は「デュアルSIM」でスマホをより安く利用しています!
今回は「デュアルSIM」について、初心者の方でもわかりやすく解説していきます(^^)/
デュアルSIMってなに?
デュアルという言葉の通り、「SIMを2枚使う」ということです!
携帯会社が発行したSIMカードには、契約者情報や電話番号などが記録されています。
以前はこのSIMカードの利用はスマホ1台につき1枚が当たり前でしたが、スマホ端末の進化により、2枚のSIMカードが挿入できるものや、iPhone11以降ではeSIMと組み合わせてSIMの2枚利用が出来る端末が登場したことにより、注目される利用方法となりました。
では、何故SIMを2枚使う必要があるのか?
人によって用途は様々ですが、主な用途は以下になります。
使用端末は1台で、電話番号を2つ持てる
仕事用とプライベート用で2台スマホを所持している人は、端末で荷物がかさばる等のデメリットがありました。
しかし、デュアルSIM対応の端末ならば、2台分のSIMを端末に入れておけば2つの電話番号を1台の端末で使うことが出来ます。
SIMカードの設定を端末で出来る上、着信があってもどちらの番号にかかってきたのかわかるようになっていてとても便利です。
通話とデータ通信でSIMを分けてスマホ料金を安くする
今回の記事の本題と言っても過言ではない使い方です!
通話用SIMとデータ通信用SIMの2つのSIMを使い分け、スマホ料金を安くするという方法です。
会社によっては通話機能がついて小データ量で格安、又はデータ通信の機能だけで大データ量が格安になるSIMを販売しているので、組み合わせによっては1つの会社で契約するよりも安くスマホを利用することが出来ます。
メリット
■音声SIM×音声SIMなら端末1台で2つの電話番号が持てる
■会社の組み合わせ次第で、最強のコスパでスマホを利用することが出来る
■自分好みのサービス内容で組み合わせることが出来る
■通信状況が悪い時に、回線をもう一つのSIMに切り替えることが出来る
■海外SIMと国内SIMでの使い分けもできる
デメリット
■通話をしながらインターネットを使うことが出来ない
■バッテリーの消費が激しい
■microSDが利用できない場合がある(挿入箇所がSIMと共用の場合がある為)
■料金の支払い先が2つになる
あとは、端末によってはキャリアや通信方式(4Gや5Gなど)との相性で使えない場合などがあるので、使用予定の端末が使えるのかどうかきちんと各社のHPやサポートセンター等でよく確認することをおすすめします。
デュアルSIM運用にぴったりの会社は?
通話用SIMとデータ通信用SIM、たくさんの会社があって迷ってしまいますよね。
最近では楽天モバイルが通話用SIMとして人気でしたが、2022年7月からの料金改定で他社へ乗り換える人も多くなりました。
(楽天モバイル単体で利用する分には十分お得なのでオススメです!)
では、デュアルSIMを検討したい方必見!
コスパ面でおすすめする格安SIMをいくつかご紹介します!
通話用でおすすめSIM
OCNモバイルONE
docomo回線で安心安定のOCN。
たまにしか電話を使わない人ならば、一番下の500Mbプラン550円/月で十分かもしれません。
500Mbプランなら、月最大10分程度は無料で通話を利用することが出来ます。
exciteモバイル
段階制の「Fitプラン」の場合、1G以内の低速通信利用なら月額495円とお得!
しかしこれは通話料金は別途の金額になるので、頻繁に電話を利用する人は月額759円のかけ放題オプション(毎通話3分程度無料)をご検討ください。
通話の頻度は低いけど、携帯の電話番号と通話機能は一応ほしいという人向けだなと思います。
その他、povoなどが通話トッピングだけでの契約が可能だったり、mineoのように専用アプリ利用限定で通話が無料になるサービスもあります!
データ通信用でおすすめSIM
NUROmobile
ソニーが展開するNURO光は有名ですが、NUROにはmobileサービスもあります。
音声付きSIMかデータ専用SIMかも選べるので、デュアルSIM運用に特化している料金プランですね。
データ専用SIMで10GBの利用でも1,320円と、リーズナブルな価格設定になっています。
LIBMO
docomo回線で安定した通信を格安で提供しています。
データ専用SIMなら8GBで1,320円、20GBプランでも2,000円以下というお得な価格です。
データ専用SIMが用意されていない会社もあるので、各社HPをよく確認してみましょう!
広告で書いていなくても、HP内をよく見ると用意されていたりもするので注意が必要です。
音声+データ通信合わせて単体でお得なSIM
デュアルSIMもいいですが、もちろん単体で十分なサービスと価格を提供している会社もあるのでご紹介します。
ahamo
20GB月額2,970円で、5分以内の通話無料がプランに含まれています。
通信環境も通常のdocomo回線と変わらないので安心です。
J:COMモバイル
1,5,10,20GBからデータ容量を選ぶことができます。
通話は5分か10分のかけ放題コースを選ぶ必要がありますが、10GB+5分かけ放題のセットで2,728円とお得です。
楽天モバイル
前述でも触れた楽天モバイル。料金改定後もやっぱり安い!20GBでも2,178円と大変お得です。
かけ放題は月額1,100円ですが、月の総通話量が25分以下ならかけ放題プランに入らなくてもOKです。
まとめ
いかがでしょうか。
通信環境、容量、オプション、特典、光回線とのセット割引など、人により着眼点は様々ありますが、今回の記事はスマホ料金でご検討中方におすすめの内容となりました。
価格競争と端末の進化で様々な格安SIMサービスが展開され、スマホ料金を見直す機会が増えてきました。
昔は3大キャリアの中で選べば済んだものですが、安くて使いやすいものを選びたいと思うとやはり悩んでしまいますね。
今回紹介できなかったサービスももちろんありますので、ご自身に合ったものをぜひ探してみてください!