最終更新日 2024年2月8日 by 管理人
きちんと光回線の解約を行ったものの、なぜか請求がまたきてしまった、というトラブルが起こることがあります。
ユーザーからすれば戸惑ってしまう状況ですが、どのような理由が考えられるのでしょう。
ここでは解約後に請求されるパターンをいくつか取り上げ、その理由を解説していきます。
解約したのに光回線利用料の請求がくるパターン
解約後の請求 その1
たんに支払い請求が遅れてきただけ
最初のひとつ目は、単純にこれまでの支払いが今になってきただけのパターンです。
基本的には翌月の請求となりますが、契約内容や解約タイミングなどによっては、翌々月に支払い明細が入ってくることもあります。
解約をしてから時間も経過していますのでおかしいと感じるかもしれませんが、時間差でくる場合があることを知っておくことが大切です。
明細をよく読んで、記載されている利用期間がまだ契約中の期のものかどうかしっかり確認しましょう。
支払いをまとめるサービスは遅れる可能性あり
なお、契約内容によってはもっと遅れる可能性もあります。
たとえば、「おまとめ請求」というようなサービスもありますが、3~4ヶ月ほど後になってから請求がくるため、余計に誤解を生み出すこともあるのです。
これも冷静にいつの利用分のものなのかを確認することで、簡単に解決できます。
解約後の請求 その2
プロバイダの解約が済んでいない
プロバイダの解約をしていないのも考えられる可能性のひとつです。
光回線を止めた場合でも、別会社のプロバイダ契約に関しても手続きを行っておかないと、契約している分の料金は発生します。
インターネット関連の契約は一本でまとめられている場合もあるのですが、そうではない場合もあります。
もしも別々に契約がされている場合は、双方で止めるための所定の手続きが必要となりますので、各方面での手続きが済んでいるのか確認してみることが大切です。
支払い免除の可能性はある?
なお、もしもプロバイダ契約が続いていた場合、支払いを免除してもらえないか期待をする人もいるかもしれません。
ユーザーとしては使っていなかったわけであり、てっきり止めたつもりでいたということもあって、対応を求めたくなることもあるでしょう。
しかしながら免除や返金の可能性はほとんど期待できません。
プロバイダとしては申し出がなかったために契約を続けていただけで、光回線を止めてもプロバイダ契約を続ける人もいますので、勝手な判断で契約を打ち切ることはありません。
原則、ユーザーからの申し出があってこそ解約となるため、双方への手続きが必要とは知らなかったとは言え、それを知らずにいた側に落ち度があるという判断になるのです。
解約後の請求 その3
プロバイダ契約自体を忘れていた
もうひとつプロバイダ関連であり得るパターンもあるのですが、それはそもそもユーザーがプロバイダ契約をしたことを覚えていない場合です。
契約の際には工事日のことや利用開始日などのことで契約内容の詳細が忘れ去られてしまうこともあります。
とくにあまりインターネットに詳しくない人ですと相手任せになっていることがあり、ユーザー自身でも契約内容のことを把握していないケースもあるのです。
光回線に関しては契約をしたものの、プロバイダに関しては契約をした自覚がないため、そもそもプロバイダを止めるという発想がありません。
しかし、インターネットをするにはプロバイダの存在が必須となりますので、契約をしたつもりがないという場合でも実際は契約をしているはずとなるのです。
契約の詳細を把握しておかないと、こうしたトラブルが起こりますので、申し込み時の書類をしっかりと確認してみると良いでしょう。
解約後の請求 その4
解約手続きがいい加減だった
その他にも考えられる可能性としては、そもそも解約の手続きをきちんとやっていなかったというものです。
忙しい中で止めるための電話をするなどのパターンもあるはずですが、時にはうやむやなままに放置されていることもあります。
たとえば途中で不備があることに気付き、また後で連絡を入れようとした場合にも、すっかりと連絡を入れたつもりになってしまうこともあるでしょう。
実はきちんと止められていなかったということもあるため、確実に手配をした記憶があるのか思い出してみることも必要です。
よく見られるパターンはプロバイダ契約
契約を止めた後でも請求が届く原因としては以上のようなものが挙げられますが、とくに多いのはプロバイダ契約が残っているパターンです。
光回線のひとつだけの契約になっていると勘違いをしてしまい、プロバイダへの連絡がされていないことはありがちです。
ことインターネット契約に疎い人はやってしまいがちなミスですので、契約の仕組みについてきちんと理解を深めておく必要があります。
次に請求が遅れるくるパターンもよくある原因のひとつです。
これもある意味厄介なパターンと言えるでしょう。
きちんと止めたつもりにもかかわらず、時間差で明細が届くと戸惑ってしまうものです。
しかも数ヶ月後に支払いが起こることもありますので、長く時間が経っている分、今になってなぜ支払いが必要なのかと余計にパニックに陥りやすいです。
しかしながら原因を知ればどうということもない場合が多いのです。
単なる誤解や勘違いで発生しているトラブルの場合もありますので、なぜそうした状況が起こっているのか冷静になって考えてみましょう。
また、一人で悩むのではなく、速やかに契約会社に確認の連絡を入れれば状況を正確に把握することができますので、とにかく直接電話で確認をしてみることも大切です。
まとめ
3000万世帯以上が契約している光回線インターネット。
わかりにくい契約形態であることも多く、解約してからの料金請求に困惑するユーザーさんも多くいるようです。
だたし大抵はここで紹介したパターンに当てはまっているため、一度きちんと現状を確認してみましょう。
回線とプロバイダは別契約であることも多いですからとくに注意が必要です。