最終更新日 2024年2月8日 by 管理人
インターネットを快適に使用するには回線を引くことも選択肢の一つであり、そこからWi-Fi接続すれば自宅でスマートフォンを使用する際も通信量を気にせずにたくさん使うことができます。
ただし、Wi-Fi環境は水平方向は比較的繋がりやすいんですが、上下になるとうまくいかないことも多くなります。
とくに戸建てで光回線を契約する場合には、その家によって違いますが2階以上の階層があることも多いです。
平屋であれば平面なのでその階層だけでいいですが、上の階がある場合に快適に使うには考えなくてはいけないこともあるので注意しましょう。
そこで、光回線インターネット環境を1階と2階で快適に使うために気を付けたいポイントを紹介していきます。
↓契約会社でお悩みの方はこちらもご参考にしてみてください。
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1階・2階で快適な光回線環境にするには?
光回線を引き込んでいる場所をチェック
まず回線をどこから引き込んでいるのかが重要であり、それによって終端装置の設置場所も変わってきます。
1階であればその隣にルーターを置くのでもいいですが、2階に引き込んでいる場合にはちょっとした工夫が必要になるので注意が必要です。
1階に終端装置がある場合
一階の場合には家の大きさがよほど大きくなければ、ルーターを終端装置の近くか居間などに置いていても問題ないでしょう。
標準的な機種であればそれだけで家中をカバーできますが、住宅の構造によってはカバーしきれないこともあります。
中継器を活用して電波エリアを広げる
そのような場合には中継器を使って、電波が届く範囲を広げることも有効です。
中継器を使う場合は大体の範囲を把握して、快適に使えるようにするのが重要です。
上の階にも十分に届きますが、安定しない場所には中継器を設置しておくと安心できます。
2階に終端装置がある場合
2階に光回線が引き込まれている場合には、下の階でも安心して使うには中継器の設置は有効です。
しかしそれだと不安たいな箇所が出てきたりするんですよね。
1階に無線LANルーターを設置しLANケーブルで繋ぐ
そこで、終端装置と無線LANルーターをLANケーブルで繋いで1階にルーターを持っていくのも選択肢の一つです。
ケーブルで繋ぐことによって速度のロスはあまりないので、安心して使うことができます。
その際にケーブルは後で置き場所を変更する可能性も見越して、余裕を持った長さの物を選ぶのが大事です。
長さが足りないと後から延長したりすることになるので、余計な手間が増えるので避けたいものです。
このようにして光回線を利用するときは、無線LANルーターの置き場所が重要になりますがそれだけでは完ぺきとは言えません。
無線LANルーター選びも大事です
電波が安定していてもそれに対応する機器がなければ、速度が遅かったりうまく受信しないので気を付けないといけません。
ルーターを選ぶ際に重要になるものがその規格で、IEEE802.11までは一緒ですがその後にacやnといった規格があります。
acが普及している中で安定していて速度も速いので、その規格の物を選びたいものです。
接続する側(スマホなど)の対応規格チェックも忘れずに
またパソコンやスマートフォンといった、使用する機器の規格も確認しておくことが大切です。
ルーター側が速度が速い規格であっても、使用する機器がそれに対応していなければ一つ下がることにあります。
そうすると快適に使用できないこともあるので、導入する際には、それを確認しておくことが重要です。
無線LANの規格の1つ「ac」は高速で通信でき電子レンジなどの電波干渉を受けにくいというメリットがありますが、反面障害物には弱いというデメリットがあります。
最新規格にはadというものもありますが、こちらもacと同じ特性を持っています。
またnの場合には周波数帯が2つあり、2.4GHzと5GHzです。
5GHzの場合はacと同じですが、2.4GHzの場合には電波干渉には弱いですが障害物に強いという特性があります。
このようなことも把握して、利用する帯域を考えるのも大切なことです。
お子さんがいるならネット利用制限ができるルーターもおすすめ
戸建てに住んでいる場合には、一人で住んでいるというよりは家族で住んでいる方が多いです。
そのためお子さんなどがいる場合には、長時間使用することへの心配もあります。
ネットの使用制限機能を搭載するルーターも増えてきているので、そういったポイントも確認しておくと安心して利用可能です。
有線接続も活用しよう
結局のところ光回線を快適に使うというのは、安定して高速で通信できるかどうかになります。
電波を飛ばす形になるとどうしても電波干渉や障害物などにより、安定することは難しいです。
速度も最大まで出ることはないので、本当の意味では快適に使えるとはいえません。
テレビやデスクトップパソコンであれば移動させることもほとんどないので、有線で接続することも選択肢の一つです。
有線で直接接続することにより電波干渉などを受けずに済み、データが重い場合でも安定しているので快適です。
しかし繋ぐものが多くなると、ケーブルがごちゃごちゃしてしまい雑然とした雰囲気になります。
部屋の景観なども考えている場合にはこのようなことは快適とは言いづらいので、見た目を気にする場合は無線LANルーターを使用するのが安心です。
どのような方法をとっても光回線を快適に利用しようと思った場合は、メリットデメリットが発生します。
自分がどのようにしてインターネットを使いたいのかによって、接続方法を選ぶことが快適かどうかを決めるものになります。
よく考えて自分のライフスタイルに合った方法を見つけて、戸建てで1階でも2階でも光回線を快適に利用しましょう。
まとめ
戸建てで光回線を契約しているとき、1階と2階で快適に使うために気を付けたい部分を解説しました。
縦方向となると、有線ケーブルで繋げるのも一苦労だと思います。
階段にLANケーブルが敷いてあったりすると、どうしても見栄えが悪くなりますからね。
そんなときは中継器を活用しましょう。
いまはコンセントLANなんてものも発売されているので、これを活用するのも方法です。
参考記事
⇒コンセントLANの価格や速度、つなぎ方は?