ドコモ・au・ソフトバンク・Y!mobileショップへ行ったとき、「光回線を乗り換えればスマホ代安くなりますよ!」なんて言われたことがある人って多いんじゃないでしょうか。
それ以外にも直接営業電話がかかってきたり、営業マンがピンポン鳴らしてきたって人もいるでしょう。以前もこういった光回線の売り込みはあったんですが、最近は特に目立っています。
で、なんでこんなことになっているのか?
それは、2年くらい前から始まったNTTの光回線サービス「フレッツ光」の光コラボの影響です。
そこで、「光コラボって何なの?」について簡単にまとめてみました。
光コラボってどんなもの?
光コラボとは?
です。
光コラボが始まる前、インターネット回線(光回線)は「フレッツ光」を運営しているNTTが直接サービス提供していました。
が、光コラボではNTTが持っている回線を貸し出して、他社が光回線サービスを提供できるようになりました。
今普及が進んでいる格安SIM(ドコモ・auなどキャリアの回線を借りてサービス提供)と同じような仕組みです。
最近ならドコモのドコモ光、ソフトバンクのソフトバンク光といったインターネット回線サービスを聞いたことがある人もいるんじゃないでしょうか。これらは光コラボです。
ちなみに「auひかり」は自社の光ケーブルを全国に敷いてサービス提供しているので、光コラボではありません。
本家NTT「フレッツ光」と違いはあるの?
ただ、プロバイダと呼ばれるインターネット世界とスマホやパソコンなどを繋げてくれる会社があり、そこの処理能力や利用者数などによって速度に影響がでてきます。
光コラボのメリットは?
光コラボ事業者にはいろいろな分野の会社があります。上でもとりあげましたが、ドコモやソフトバンクなど通信事業者は特に多いですね。また、フレッツ光のプロバイダ会社が数多く参加しています。
そして、ドコモならスマホと一緒に契約すればセット割引が適用される、といったフレッツ光より料金面で安くなるメリットがあります。
また、プロバイダ会社なら、フレッツ光のときは別途プロバイダ料が必要なんですが、自社サービスを無料にしているところがほとんどです。
光コラボ事業者にはどんなところがある?
事業者数は480社以上あり、これら事業者が自社サービスを組み合わせて独自サービスを提供しています。これだけあったら選び放題です。
まぁ、選ぶのが大変でもあるんですけどね(汗)
ただ、自分が利用しているサービスに関係あるコラボ事業者を選べば、本家NTTで契約するより確実にメリットがあります。
また、ちょっとむずかしい話になりますが、「IPv6 IPoE」など次世代の速い仕組みを導入している事業者も増えてきました。
そういったところを選べばより快適に使えます。
おすすめの光コラボ事業者
今どきスマホ・ケータイを持っていない人はいないはず。なので携帯電話セット割引があるコラボ事業者がおすすめです。
- ドコモ光(ドコモユーザー)
- ソフトバンク光(ソフトバンク/Y!mobileユーザー)
- 楽天コミュニケーションズ光(楽天mobileユーザー)
- IIJmioひかり(IIJmioユーザー)
- ビッグローブ光(au/BIGLOBE SIMユーザー)
など。
最近ドコモやソフトバンクも低料金プランを導入してますが、それでも格安スマホのほうが安いです。とことん通信量を安くするなら、光コラボ事業者関連のスマホに乗り換えるのもいいですね。
光コラボへ乗り換えるには?
- チョイスした光コラボ事業者へ申し込む
WEB・電話・店舗など事業者によって違います
※フレッツ光からの乗り換えは「転用承諾番号」を取得します
↓ - 回線工事
※フレッツ光からの乗り換え時は不要です
↓ - 接続設定
光ケーブルとパソコンなどの端末の間に設置する「ホームゲートウェイ」設定や、プロバイダがセットでない事業者は別途申込みます
「転用承諾番号」は現在契約しているフレッツ光東日本/西日本の公式サイトか電話で取得できます。
東日本:0120-140-202
西日本:0120-553-104
取得の際、次の項目を聞かれるので用意しておくとスムーズです。
2.ご契約者名
3.回線を引いている住所
4.支払い方法 など
まとめ
2015年からサービススタートした光コラボについてまとめました。
特に料金面でメリット大です。
今使っているスマホなどのサービスに関連する事業者があれば、一度チェックしてみて下さい。節約することができるでしょう。