ヤフー知恵袋見てると、ど田舎では光回線が使えないって投稿がけっこうみつかります。そういった人たちはスマートフォンのデザリングを活用してるみたいですが、所詮は電波。有線接続には安定性や速度面で敵わないことが多いはず。
そこで、田舎の光回線環境についてヤフー知恵袋に寄せられている投稿から調べてみました。
知恵袋に寄せられた田舎での光回線に関するお悩み件数
この記事書いてる時点で1650件あり。
全部じゃないんですけど、田舎なので光回線がきていない、使えないなどの投稿がかなり見つかります。
▼一例
→スマホのデザリングで対応
→署名活動から始める
自治体がNTTとやりとりしてお金出せば田舎でも引ける可能性はあるようです。そんな方法があったんですね。
田舎だと速度は遅い?
これは回線の混雑状況によって快適性が変わるので、むしろ田舎のほうが利用者が少なくて快適なようです。
光回線が引けない田舎エリアに住んでる人向けの解決策らしきもの
こんな回答がありました。
そして、こういう回答も。
ということは、スマホや携帯電話が使えるなら、その電波を集めている基地局までは光回線が届いていることになります。
なのでまず近所に基地局があるか調べてみましょう。
こんなサイトがあります⇒携帯基地局マップ
これでドコモやau、ソフトバンク、WiMAXなどの基地局がある程度わかります。もし自宅近くに基地局があったら可能性は高くなる・・・かも。ただこのサイトが全部の基地局をカバーしてるわけじゃないので、このサイトに掲載されてる写真を参考に自分でも近所に基地局っぽいものがないか探してみましょう。
しかし現実は・・・
こんな回答がありました。
全国にフレッツ光の回線を施設しサービス提供しているNTTは、当然光回線の維持管理をしなければいけません。日本全国で使える電話線に関しては、法律で全国津々浦々に繋がるよう決められているらしいので、スマホ代などに含まれているユニバーサルサービス料を利用者から徴収して維持管理費に充ててるようです。でも光回線はそんな法律もなく、NTT独自のビジネスでしかありません。となると利益が出にくい田舎エリアはどんなに頼み込んでも義務じゃないので厳しいですね。
回答者によって頼んだら引いてくれたって人もいるようですけど、田舎のレベル次第。また、たまたま基地局が傍にあるならそこから光ファイバーケーブルを繋げるだけなのでコストが安く済み引いてくれるかもしれませんし、メンテナンスもついででできるレベルでしょう。
でも遠く離れていると無理でしょうね。富士通の光ケーブルで安いのが1m1万くらいだったのでいろいろ無視して大雑把に計算してみましょう。仮に光ケーブル10mだけで済むなら10万円。月5,000円の料金をもらえば20ヶ月で回収できます。でも100mだと回収に200ヶ月(約17年)かかり、その間メンテ代も必要です。またそんなに長く使ってくれるとも思えませんし、私がハンコ押す役職についてたなら絶対OKしませんね。半分でもOKしないです。
ここで電話線を使っているネット回線「ADSL方式」なら全国で繋がるはずなんですが、NTTはもう受付終了してますしとっとと光回線に移りたいようです。料金も電話より光回線のほうが高いし儲かるんでしょうね。ビジネスなので仕方ない・・・。
というわけで、最善の解決策は・・・引っ越す!
なんて投げやりな結論(汗)。でもこれがベストの解決策でしょうね。田舎暮らししたい、どうしてもでていくことができない事情がある、など引っ越しが無理なら諦めるしかなさそうです。
一応、2025年には全国の電話網を光回線に統合していく、とNTTが発表しているので、それまで待つのも手段ではあるんですけど、対応エリア拡大を終了した、とも発表してるんですよね(汗)。ビジネスなので利益がでないドがつく田舎の未来は暗い・・・。
まとめ
田舎の光回線事情についてまとめました。
田舎と言ってもレベルはさまざまですが、都市部に比べて光ケーブルに施設状況が進んでいないことは間違いありません。
でも開通しているなら利用者が少ない分、快適性が高くなる可能性はあります。
とはいえ、いま勢いのあるNURO光や10gbpsサービスには対応していないため選択肢が狭いのは仕方ないですね。