モバイルWiFi

【初心者向け】モバイルWiFiのセキュリティ対策とは?

最終更新日 2024年2月8日 by 管理人

今回は、モバイルWiFiのセキュリティ対策について、初心者の方向けに解説していきます!

セキュリティ対策とは

セキュリティ対策とは、機器のウイルス感染やシステムの不正アクセス、個人情報等の漏えいなどを防ぐための対策の総称です。
簡単に言うと、みなさんのPCやスマホに入っている個人情報、機密情報などが、悪意のある他者によって抜き取られたり、破壊されたり、意図せず拡散されたりするのを防ぐための対策です。

通信機器にあまり明るくない方は「そんなに大事なことなの?」と感じるかもしれませんが、出かける時に家に鍵をかけるのと同じことだと考えましょう!

こうした情報を守るための対策を、情報セキュリティ対策とも言います。

モバイルWiFiにセキュリティ対策は必要?

結論から言うと、必須です。

前述した個人情報の保護だけでなく、みなさん自身を守るものにもなりますので、必ず対策することをおすすめします。
対策自体は難しいことではありませんので、後述の項目でしっかり対策方法を確認しましょう。

対策をしないとどんなリスクがあるの?

では、対策しないとどんなリスクが発生するのか確認していきましょう。

通信内容を傍受されるリスク

モバイルWiFi⇔スマホ(又は他の通信機器)の間の通信は、実は第三者によって傍受されやすいものなんです。
端末や各サイトへのパスワードはもちろん、クレジットカード情報、住所など、ネットショッピングをする場合などは特に注意が必要です。

WiFiの通信を不正利用されてしまうリスク

基本的に、自宅の光回線などもそうですが、ルーターを通して誰がどのサイトでどのようなことをしたかということは、IPアドレスで辿れるようになっています。

IPアドレスとは、各端末に振り分けられたインターネット上のあなたの住所だと思ってください。
ネットを利用しているときは、このIPアドレスからアクセスすることになります。

このIPアドレスは警察の事件捜査などにも活用されていますので、万が一、悪意のある第三者があなたのWiFi通信を不正に利用し、犯罪予告や他者への名誉棄損行為などの犯罪行為をした場合、IPアドレスはあなたのものなので犯人として疑われてしまうかもしれません。

第三者が悪気なくあなたのWiFi通信に「ただ乗り」して、犯罪行為をしなかったとしても、あなたの通信容量が減ってしまうわけですから、「気が付いたら通信上限に達していた」なんてこともあり得るかもしれません。


主なリスクは以上です。

こういったことを羅列すると「じゃあ、モバイルWiFiは使わない方が良いの?」と怖がってしまう人もいるかと思いますが、ご安心ください!
そうならないため、必要な対策や知識をきちんとご説明します!

セキュリティ対策の方法

それでは、対策についてご説明します。

暗号化方式が最新の端末を使おう!

前述で「通信は第三者に傍受されやすい」と書きましたが、傍受されたとしても解読できないように処理された通信方式を「暗号化方式」と言います。
この暗号化方式は昔から使用されてきた通信方式で、より安全に通信が出来るように現在までにバージョンアップされてきました。

古い方式だと暗号が解読できてしまうものも多いため、最新の暗号化方式の端末を選びましょう。

WEP 少し前の暗号化方式。現在のセキュリティ性能は低いとされている。
WPA WEPを改善した方式。しかし、万全ではないので現在のセキュリティ性能はやや低いとされている。
WPA2 現在の主流な暗号化方式の1つ。ある程度のセキュリティ性能が約束されている為、どの端末でも推奨方式となっている。
脆弱性がないわけではない為、次世代のWPA3でさらにセキュリティを強化した。
WPA3 WPA2を改善した、現在最新の方式。セキュリティ性能は高く、対応端末も流通してきている。

また、ネットショッピングなどでクレジットカードや住所等の個人情報を入力する際は、そのサイトがSSL通信かどうか確認しましょう。

SSL通信はサイト側の暗号化システムです。

↑の画像のように、URLの表示に鍵マークがついていれば、そのサイトはSSL通信で守られているサイトということになります。
SSL通信では、個人情報がすべて暗号化します。

SSIDやパスワードを定期的に変更しよう!

スマホをWiFiと接続する時に入力しているIDとパスワードがありますよね。そのIDが「SSID」です。
つい面倒でパスワードを設定しない人もいますが、パスワードは必ず設定した上で、定期的にパスワードを変更しましょう。
「そんなに毎回変えていたら忘れてしまう!」という方は、予め3つほどパスワードを用意しておき、その3つをローテーションさせるだけでもリスクはグっと減ります。

SSIDは変更できない機種もありますが、設定画面、もしくは設定できる会員サイト等があれば、初期設定からは変えておくと良いでしょう。
初期設定のままだと特定が容易になるので注意が必要です。

不要の際は電源を切っておこう!

基本的なお話ではありますが、そもそも繋がっていなければ不正に使用されることもないですから、使わない時は電源を切っておくと安心ですね。
時間経過によってスリープモードや休止状態になるよう設定できる端末もあるので、そういった機能を活用すれば都度の操作を割愛できるので便利です。
WiMAXなどは、出荷時の段階で一定時間通信のない端末をスリープ状態にする設定になっているものが多いです。

 

 

端末の管理をきちんとしよう!

職場、又はカフェ、飲み会などで、スマホを出しっぱなしにして離席する…なんてことはないですか?
スマホはもちろん、モバイルWiFiも自分の目から離れた場所で放置するのはやめましょう。
少しの時間だけでも、モバイルWiFiの接続情報を盗み見て、不正利用する人がいるかもしれません。

「ちょっとの時間だけだし」「誰か声をかけてくれるだろう」などと思わず、端末は自分で所持しておくか、どこかにしまってから離席しましょう。

まとめ

今回は、モバイルWiFiのセキュリティ対策についてご紹介いたしました。

モバイルWiFiとフリーWiFiならば、モバイルWiFiの方が断然セキュリティ性能が高いので、
正しく安全対策をして快適なネットライフをお過ごしください!

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