フレッツ光東西でサービスを提供しているNTTが次世代の光ファイバーケーブルを利用した実験を行い、1秒間あたり1000兆ビットのデータ通信に成功した、と報じられていました。
秒間1000兆ビットっていったら100万Gbps(であってるはず)。
ゼロを並べてみるとこうなります↓
1000000000000 kbps
1000000000 Mbps
1000000 Gbps
1000 Tbps
1 Pbps
今のほとんどの光回線サービスは1Gbpsで提供されてるので、単純に受け取ると100万倍速いってことですね。「T=テラ」って単位は近頃ハードディスクなんかで見かけるようになりましたが、「P=ペタ」はめずらしい。
この数値だと、高精細な120分の映画を1秒間で5000本ほど送信できるらしい。スゴすぎる(汗)。こんなの速く普及させて欲しいもんですわ。
現状でもすでにデータ通信量がパンク状態っぽい雰囲気感じます。ここ数年でHuluやNetflixなどの有料動画サービスや、日本でもテレビ視聴サービスなんかが増えましたからね。夕方~深夜にかけての通信量が増え、素人目にみても快適とは言えない状態になってます。
総務省が発表したブロードバンド通信料のデータでも数年で数倍に膨れ上がってました。
とはいえ、今回のものはまだまだ実験段階です。発表によると200kmの距離間での通信に成功しただけとのこと。でも200kmなら都市部だけとしても十分な範囲カバーできますね。早くサービス提供してもらいたい。実験都市みたいな特区があったら引っ越したいくらいです。
ただこの先全国に広がっていくのは10年以上かかりそうですね。国も医療費削減してこっちの補填に回してくれるなら余分に税金払いますわ。
ちなみに今光回線サービスで利用される光ファイバーケーブルの物理的な限界はだいたい100Tbpsらしい。物理的ってのはよくわかりませんけど、いろいろ絞り出してもう無理っ!となった状態ってことなんだと思います。これだと東京オリンピックくらいのころに限界がやってくるみたいですよ。
限界きたらどうなることやら・・・。まぁ制限されまくるんでしょうね(汗)。私のような動画もあまり見ない健全なユーザーには何卒ご容赦願いたい。
まとめ
この調子で1秒でも早く普及させてくれたら言うことなし!10年後、20年後には下り最大1Tbpsなんて時代がやってくるかもしれません。